データ利用について

再エネポテンシャル情報の精度の限界について

再エネポテンシャル情報は、全国を対象として、各エネルギーの資源量マップに対して推計除外条件を重ね合わせることで推計を行っています。そのため特定エリアを詳細に調査確認すると、導入ポテンシャルが存在しないにも関わらず導入実績があるエリア、導入ポテンシャルが豊富であるにもかかわらず導入が進んでいないエリアも存在します。

本ページでは再エネポテンシャル情報の精度の限界の背景となっている原因について、風力発電と地熱発電を例にご説明いたします。

なお、詳細については下記の報告書をご参照ください。

環境省「平成30年度 再生可能エネルギーに関するゾーニング基礎情報等の整備・公開等に関する委託業務」報告書、第5章 再生可能エネルギーの導入実績に係る調査・分析の精緻化

風力発電の導入ポテンシャルと導入実績の差異

風力発電の導入ポテンシャルと導入実績の差異は以下に示す要因によってもたらされていることがわかっています。

  • 導入実績と導入ポテンシャル推計における単機出力が異なる。
  • 推計除外条件に該当するメッシュに導入実績が存在する。

これは開発不可エリアを導入ポテンシャルのメッシュサイズに合わせ、100mメッシュで整理していることなどによる影響です。

メッシュ処理による推計除外条件の過大評価

メッシュ処理による推計除外条件の過大評価(イメージ)

※実データは500mメッシュだが、解析用に100mメッシュに分割している

メッシュ処理による推計除外条件の過大評価の可能性

メッシュ処理による推計除外条件の過大評価の可能性(例)

地熱発電の導入ポテンシャルと導入実績の差異

地熱発電の導入ポテンシャルと導入実績の差異は以下に示す要因によってもたらされていることがわかっています。

  • 資源量がないところに導入実績が存在する、資源量の評価制度が低い。
  • 推計除外条件に該当するメッシュに導入実績が存在する。
データ不足による過小評価の可能性

データ不足による過小評価の可能性(例①)

データ不足による過小評価の可能性

データ不足による過小評価の可能性(例②)

データ取扱い上の注意事項

  1. 本サイトで提供している導入ポテンシャル情報は、全国的な賦存量及び導入ポテンシャル量を把握することを目的に推計した結果であるため、個別具体的な地点における検討には必ずしも適したものではありませんのでご注意ください。
  2. 本サイトで提供している環境情報は、事業計画の検討に際して留意すべき全ての情報ではないことにご留意ください。
  3. 本サイトでは、他機関が整備する既存のデータも使用していますが、必ずしも最新の情報を反映していない場合があります。詳細の情報については、データ元の機関にお問い合わせください。

コンテンツ(データ)利用規約

    再生可能エネルギー情報提供システム【REPOS(リーポス)】で公開している情報(以下「コンテンツ」といいます。)は、どなたでも以下の1)~ )に従って、複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由に利用できます。商用利用も可能です。また、数値データ、簡単な表・グラフ等は著作権の対象ではありませんので、これらについては本利用ルールの適用はなく、自由に利用できます。

    コンテンツ利用に当たっては、本利用ルールに同意したものとみなします。

    1. 出典の記載について
      1. ア コンテンツを利用する際は出典を記載してください。出典の記載方法は以下のとおりです。
        (出典記載例)
        出典:再生可能エネルギー情報提供システム【REPOS(リーポス)】(http://www.renewable-energy-potential.env.go.jp/RenewableEnergy/)
      2. イ コンテンツを編集・加工等して利用する場合は、上記出典とは別に、編集・加工等を行ったことを記載してください。なお、編集・加工した情報を、あたかも国(又は府省等)が作成したかのような態様で公表・利用してはいけません。
        (コンテンツを編集・加工等して利用する場合の記載例)
        再生可能エネルギー情報提供システム【REPOS(リーポス)】(http://www.renewable-energy-potential.env.go.jp/RenewableEnergy/)から取得したコンテンツをを加工して作成
        再生可能エネルギー情報提供システム【REPOS(リーポス)】(http://www.renewable-energy-potential.env.go.jp/RenewableEnergy/)をもとに○○株式会社作成 など
    2. 第三者の権利を侵害しないようにしてください
      1. ア コンテンツの中には、第三者(国以外の者をいいます。以下同じ。)が著作権その他の権利を有している場合があります。第三者が著作権を有しているコンテンツや、第三者が著作権以外の権利(例:写真における肖像権、パブリシティ権等)を有しているコンテンツについては、特に権利処理済であることが明示されているものを除き、利用者の責任で、当該第三者から利用の許諾を得てください。
      2. イ コンテンツのうち第三者が権利を有しているものについては、出典の表記等によって第三者が権利を有していることを直接的又は間接的に表示・示唆しているものもありますが、明確に第三者が権利を有している部分の特定・明示等を行っていないものもあります。利用する場合は利用者の責任において確認してください。
      3. ウ 外部データベース等とのAPI(Application Programming Interface)連携等により取得しているコンテンツについては、その提供元の利用条件に従ってください。
      4. エ 第三者が著作権等を有しているコンテンツであっても、著作権法上認められている引用など、著作権者等の許諾なしに利用できる場合があります。
    3. 本利用ルールが適用されないコンテンツについて
      以下のコンテンツについては、本利用ルールの適用外です。
      1. ア 組織や特定の事業を表すシンボルマーク、ロゴ、キャラクターデザイン
    4. 準拠法と合意管轄について
      1. ア 本利用ルールは、日本法に基づいて解釈されます。
      2. イ 本利用ルールによるコンテンツの利用及び本利用ルールに関する紛争については、当該紛争に係るコンテンツ又は利用ルールを公開している組織の所在地を管轄する地方裁判所を、第一審の専属的な合意管轄裁判所とします。
    5. 免責について
      1. ア 国は、利用者がコンテンツを用いて行う一切の行為(コンテンツを編集・加工等した情報を利用 することを含む。)について何ら責任を負うものではありません。
      2. イ コンテンツは、予告なく変更、移転、削除等が行われることがあります。
    6. その他
      1. ア 本利用ルールは、著作権法上認められている引用などの利用について、制限するものではありません。
      2. イ 本利用ルールは、令和2年12月1日に定めたものです。本利用ルールは、政府標準利用規約(第2.0版)に準拠しています。本利用ルールは、今後変更される可能性があります。既に政府標準利用規約の以前の版にしたがってコンテンツを利用している場合は、引き続きその条件が適用されます。
      3. ウ 本利用ルールは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示4.0 国際(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/legalcode.jaに規定される著作権利用許諾条件。以下「CC BY」といいます。)と互換性があり、本利用ルールが適用されるコンテンツはCC BYに従うことでも利用することができます。
    1. 別紙
    2. 別のルールを適用するコンテンツ
      • 環境省のロゴマークについて
      • 環境省以外の者が環境省ロゴマークを使用することは認めていません。環境省ロゴマークについては、環境省ロゴマークのページをご覧ください。

      • Yahoo!検索窓のロゴマークについて
      • Yahoo!検索のロゴマークについてはYahoo!検索のヘルプをご覧ください。

    3. 外部データベースとのAPI連携等により取得しているコンテンツの例
      • 地理情報システム(GIS)のコンテンツ
      • 背景図:「国土地理院 地理院地図」

        自然的状況、行政区域、土地利用、環境の保全を目的とする法令等により指定された地域等、防災関連情報、計画中の発電所、FTT認定設備の概略位置、電力系統情報:「環境アセスメントデータベース(EADAS)」