サイトの目的と概要

再生可能エネルギー情報提供システムとは

再生可能エネルギー情報提供システム(以下、REPOSと称する)は、わが国の再生可能エネルギーの導入促進を支援することを目的として2020年に開設したポータルサイトです。

<基本コンセプト>
再生可能エネルギー利活用促進による脱炭素化加速支援サイト

本サイトでは、2050年カーボンニュートラルを実現するために、地域における環境に配慮した再生可能エネルギーの導入促進を目的として、ポテンシャル情報や環境情報、自治体が取り組んでいる再生可能エネルギー関連施策情報等をわかりやすく発信・共有するとともに、地域関係者を主体とする事業化の展開や再生可能エネルギーを通じた脱炭素化の検討を後押しする情報やツールの提供を行っています。

はじめに(本サイトの使い方)

本サイトの使い方は以下を参照ください。ヘッダーメニュー及びフッターメニューからも直接リンクすることが可能です。

利用解説書
本サイトの概要や構成、使い方を説明しています。
データ利用について
本サイトに掲載している「ポテンシャル情報」の精度の限界やデータ取扱い上の注意事項等について説明しています。
用語の解説
ポテンシャル情報に関連する用語の解説を掲載しています。

本サイトの構成

本サイトは、大きく以下の3つのメニュー・コンテンツから構成されています。

■ 再生可能エネルギーポテンシャルメニュー とは

環境省では、各種再生可能エネルギーのポテンシャル情報を提供しています。再生可能エネルギー導入ポテンシャルの定義は下図の通りです。

トップページ及びヘッダーメニューから、エネルギー種別の算出結果の概要ページ及び地図画面に直接リンクすることが可能です。

再生可能エネルギー導入ポテンシャル

■ 地域脱炭素化促進支援メニュー とは

地球温暖化対策推進法が2021年5月に改正されました。それを受けて地域の再エネを活用した脱炭素化を促進する事業を推進するための計画・認定制度が創設され、自治体は地域の再エネを活用した脱炭素化を促進する事業(地域脱炭素化促進事業)に関わる促進区域や環境配慮、地域貢献に関する方針等を定めることが努力義務となりました。

地域脱炭素化促進支援メニューでは、自治体の脱炭素化や再エネ導入促進に関連する計画策定や事業検討に役立つコンテンツやツール(自治体別集計マップ、促進区域検討支援ツール、再エネ目標検討支援ツール、自治体再エネ情報カルテ)を提供しています。

本メニューは地方公共団体のご担当が各種検討を行う場合だけではなく、事業者の方が事前調査や事業検討を行う場合など、幅広いユーザーの方が様々な用途で利用していただくことも想定しています。

トップページ及びヘッダーメニューから、各ツールに直接リンクすることが可能です。

自治体別集計マップ
都道府県及び市町村単位で「ポテンシャルに関する情報」や「導入実績に関する情報」を可視化した地図(WebGIS)画面です。
都道府県別マップ(都道府県単位の情報が表示されます)
市町村別マップ(市町村単位の情報が表示されます)
促進区域検討支援ツール
地図(WebGIS)画面に搭載されている各種情報を参考にしながら任意の区域を設定することで、その区域に関するポテンシャル情報等を集計することができます。地方公共団体のご担当による促進区域(候補区域)の検討や、事業者の方による事業検討等に活用していただくことを想定しています。
促進区域検討支援ツール(デフォルトで全国の範囲が表示されます。地図を操作して、任意の自治体を表示させてください)
自治体選択画面(自治体を選択すると、選択自治体の区域が拡大表示されます。)
再エネ目標設定支援ツール
エネルギー種ごとのポテンシャル情報や導入実績等を参考にしながら、再エネ目標を検討することができるエクセル形式のツールです。
主に、地方公共団体の方が地球温暖化対策実行計画や再エネ関連計画等を策定する際に参考としていただくことを想定しています。
自治体選択画面(自治体を選択すると、選択自治体の情報がデフォルト値として入力されたエクセルがダウンロードされます。)
自治体再エネ情報カルテ
ポテンシャル情報や導入実績等を自治体単位で集約したカルテです。エクセル形式でダウンロードすることが可能です。
自治体選択画面(自治体を選択すると、選択自治体の情報が表示されたページにリンクします。)
自治体別集計マップ 促進区域検討支援ツール 再エネ目標設定支援ツール 自治体再エネ情報カルテ

搭載コンテンツ及びツール

(左から:自治体別集計マップ、促進区域検討支援ツール、再エネ目標設定支援ツール、自治体再エネ情報カルテ)

■ データと報告書 とは

REPOSには上記の2メニューに加え、ポテンシャル算出に用いた根拠情報やその他の環境情報、各種検討結果や有用なツール等が搭載されています。以下に示すこれらの情報を「データと報告書」メニューとして整理しています。

ヘッダーメニューから、各コンテンツに直接リンクすることが可能です。

搭載データ
搭載データ及び出典情報一覧
REPOSに搭載されている全てのデータの名称と出典情報を整理しています。
一部のデータについてはGISデータのダウンロードが可能です。また、全国一括または自治体単位で、ポテンシャル情報及び自治体再エネ情報カルテの情報をダウンロードすることが可能です。
地図
REPOSに搭載されている全てのGISデータを確認することができる地図(WebGIS)画面です。
報告書
過年度報告書
ポテンシャル調査業務等の過年度報告書を確認することができます。
中小水力分析データ・ツール
中小水力分析データ
FIP制度下での中小水力発電収入分析データについて解説しています。
地図
FIP制度下での中小水力発電収入分析データ等を詳細検討の結果を確認できる地図(WebGIS)画面です。
中小水力分析ツール
中小水力発電の事業化検討の支援を目的としたツールです。(使用にはダウンロードが必要です。)
時空間ポテンシャル
時空間ポテンシャル
30分ごとの太陽光発電ポテンシャルおよび1時間ごとの風力発電ポテンシャルの年間を通じた変動を地図上に可視化したデータ(動画)を掲載しています。
公共施設への太陽光設置状況
公共施設への太陽光設置状況(概要)
航空画像・衛星画像を基にしたAI分析による太陽光の導入状況の調査結果を掲載しています。
調査結果の説明と、都道府県・市町村別の推計結果を掲載しています。
公共施設PV設置加速化支援ツール
公共施設へのPV設置可能性に関わる情報を確認することができるツール(WebGIS)です。

また、風力発電の導入に向けた検討の参考資料としていただくため、風況マップデータを提供しています。

風況マップ
風況マップ(全国)
陸上風力については、環境省業務において作成したマップデータ(約500mメッシュ)を公開しています。
洋上風力については、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が作成した、
NeoWinsのデータへのリンクを掲載しています。